金正日の異母弟であり、ポーランド駐在北朝鮮大使である金平日(55)が、“金正日体制は今後も続くだろう”と明らかにしたと伝えられた。
匿名を希望したポーランドの朝鮮半島専門家が20日、RFA放送とのインタビューで“金平日が、金正日が今後も更に長期間北朝鮮を導くはずであり、現在北朝鮮は経済的に困難な中にあるが、将来はそうした困難も解消されるだろうと言った”と明らかにした。
この専門家は“ポーランド駐在大使館は様々な財政的困難から、2年前からは金正日の誕生日の祝賀行事をはじめとし、行事を大使館で開くことができないでいる”と述べ、“代わりに金平日と北朝鮮大使館員が、親北朝鮮団体や企業所などを訪問して金正日の誕生日の行事を開き、ポーランド国内の親北朝鮮的な人たちと親睦を深めようとしている”と伝えた。
また、“英語やドイツ語、ロシア語も上手な金平日は、こうした集まりでは主に得意な英語で話すが、金正日と北朝鮮体制の問題については言葉を慎んでいる”と述べ、“金平日はポーランドの外交家の中でも最も用心深い外交官として知られており、ポーランド駐在の中国大使や、平壌にいた時からの知り合いの外交官たちとだけ対話をしている”と語った。
この専門家はまた、“金平日の長女であるキム・ウンャ