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アメリカの代表的シンクタンクである’ヘリテージ財団’のブルース・クリンナー(Bruce Klingner)東北アジア先任研究員が、先月25日に自身の研究室でデイリーNKとのインタビューを行った。

[次はブルース・クリンナー先任研究委員とのインタビューの全文]

- あなたは北朝鮮に核の申告の期限を提案して履行されない場合、国連安全保障理事会に問題を提示する必要があるという意見に支持を示した。もし、アメリカが期限を決めなかったら、北朝鮮が続けて核の錐垂?ш?キると予想するか?

10月の合意書は、北朝鮮の非核化の約束に対する重要な試験になるだろう。去年、私たちヘリテージ財団が指摘したものの1つは、北朝鮮問題に包容的に対応することに賛成するというものだった。そのため、私は北朝鮮と話し合わないことを擁護する者に対しては反対する。そして、ブッシュ政府が4年間、北朝鮮と話し合わなかったことは過ちだったと思う。

だが、彼らと交渉する際は、限界線を決めなければならず、相手の国家は彼らが事前の約束を履行することを期待するだろう。2月と10月の共同宣言の弱点の1つは、文章が非常に漠然としていたということだ。争点の調整部分 (linkages)、タイムテーブルまたは要求の定義が明確に敍述されていなかった。

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北朝鮮が何かに同意するようにするため、アメリカの交渉家は合意を緩和させなければならなかった。申告検証が北朝鮮の義務の履行の決定的な証拠になるだろう。だが、彼ら(北朝鮮)がデッドラインを逃したという事実は良い信号ではない。しかし、より一層重要なのは、アメリカが認識している北朝鮮がしなければならないことと、北朝鮮が喜んでできることの間には、大きなギャップがあるということで、これが北朝鮮がデッドラインを逃すことになった理由だ。そうした差によって、今は北朝鮮が完全な申告に応じるとは思われない。

- ブッシュ大統領は北朝鮮との交渉で、締め切りの期限を決めたことがない。また、ヒル次官補も今は“忍耐”を強調している。ブッシュ政府が期限を決める確率は非常に低いと思われるが。

期限は決めなかった。私たちは、北朝鮮が核保有国になることを承諾しないだろうし、またこうした会談(6ヶ国協議)を何年も続けたくないということを、北朝鮮に示すのが必要かも知れない。

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ブッシュ政府は危機を望んではいないようだ。もし、北朝鮮がしなければならないことをするように、私たちが圧迫したら、北朝鮮は一層強く応じるだろうという恐れがある。この両極端は、彼らにすべてを与えたり、爆弾の洗礼を与えることになるだろう。したがって、正解はその間にあるだろう。

私は北朝鮮を包容する(engage) ことに賛成するが、彼らのすべての要求を容認することはできない。6ヶ国協議の中で、もし北朝鮮が行動対行動の原則に応じなかったら、彼らは利益を得ることができないだろう。それでも交渉は脅迫的や侮辱的な方法で進まなかった。単に、彼らがしなければならないことを何も履行しない時、私たちは何も与えないだろうということだ。

- ヒル次官補は6ヶ国協議の進行率は満足ではないと言った。だが、北朝鮮との交渉が放棄された場合に備えた対策はない状況だ。あなたがその対備策を提案するなら?

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6ヶ国協議は多様な側面から構成されて、条件がなければならない。そのため、盧武鉉大統領に何の条件もなしに援助をする意向がある時、それは6ヶ国協議に反することになる。李明博氏が条件を付けたことで、北朝鮮は代案となる収入源が萎縮することになるだろう。残された弱点は、中国だが、彼らも条件付きを提示しようとしている。北朝鮮は続けて来た好戦的な姿勢を維持するか、または経済的、外交的利益を得ることができる提示案どおりに行動するのか、決定する時期に直面することになる。

- 北朝鮮-シリアの核をめぐる関係に対する意見は?

分からない。イスラエルの攻撃が公開された直後に、情報機関と接近することができない外部世界の一部の人々の中で、ある人たちはとても断定的にそれは核だと言い、また他の人たちは確かにミサイルだと言った。核だと言った人たちは、完全に違っており、会談を損傷させる言い訳に使おうとしていた人たちだった。

私たちが擁護したのは、アメリカ政府が情報においては、できるだけ開かれていなければならないということだ。

情報委員会はアメリカの大衆の前に出て、この問題が憂慮されるものなのかを、そしてこれが核と関連があるのかないのか、また、これが北朝鮮との交渉に影響を及ぼすのかについて話さなければならない。だが、ブッシュ政府はこのようにしなかった。一部の選択された人だけがこの問題に対する要約を聞き、これに対して米議会はおこっている。

この問題とともに、合意文の文章をより明確にする必要がある。北朝鮮が再び騙すことができないように、はっきりと検証の必要性を強調するのだ。だが、時間がたつほどもっと多くの人が、これは核と係わっていると考えるだろう。極少数の人だけがミサイルだったと主張するだろう。

シリアの件のため、ワシントンで少し雰囲気の転換があると考えられる。ヒル次官補が議会で“核だった”という質問に答えなかった時、彼は“それに対して答えることはできない”と多くの人に言った。また、これによって会談で、懐疑主義を確固とさせたと思う。会談が引っ繰り返るかも知れないという悲観論が現在更に多い。

だが、外部の専門家たちは北朝鮮に順応を要求するよりも、かえってアメリカにイシューを変えるように要求することで問題を解決しようとしている。ある人たちは“より柔軟にはなれない”と言い、アメリカを批判するだろう。それはアメリカに負担を与える。そうした状況は、犯罪者の行動を批判するよりも、犯罪者を逮捕するために警察と対立することと同じだ。

- アメリカは北朝鮮と真摯な対話をして来た。そうした処理方法は核の不能化とともに、北朝鮮の核プログラムの錐垂?」した。アメリカの真摯な対話が北朝鮮の核プログラムの放棄につながると思うか。

私はそれに対してかなり懐疑的だ。事実上、私が話したアメリカや韓国、日本のすべての専門家たちは、北朝鮮が本当に核兵器を放棄するのか疑わしいと言った。そして、あなたも核兵器が北朝鮮に利益になる理由を、彼らの観点から並べることができるだろう。北朝鮮が戦略的に核兵器を放棄することを決めたのかどうか分からないと言われている。交渉は北朝鮮に決定をするように国zされた。だが、問題は北朝鮮がそうすると、既に約束したということだ。もし、彼らが誠実に交渉に臨んでいたら、彼らは武器を放棄することを決めたはずだ。私たちは非常に懐疑的だが、相変らず努力しなければならない。この話は、北朝鮮に白紙の小切手を与えなさいという意味ではない。

- 北朝鮮体制の未来は不確実な点が沢山ある。金正日の悪化した健康といううわさのためでもある。北朝鮮体制の開放、変化を期待することができるか。

金正日の健康に対する話は1993年から出ているが、私は最近の新しい健康説にも相変らず懐疑的だ。この数十年間、クーデターの試み、暗殺の試みに対するうわさがあったし、以前にも外国人の医師が胸部切開手術をしたといううわさがあったが、結局、あまり深刻ではないと判明した。だが、彼(金正日氏)は権力を強力に握り、国家を運営している。主張されているように、軍が金正日を統制してはいない。確かに彼が責任者だ。私は最近、政策よりも彼の健康説にはあまり関心を持っていない。

経済の改革について、私にとって最も訴える力があることは、韓国の専門家たちが、相変らず北朝鮮が経済的改革をしたのかについて議論したがるということだ。そしてこれは1993年以後、私たち(アメリカ)がしたこととまったく同じ論争だ。2002年の改革とともに、初めて自由市場を承諾した改革は、やむを得ない経済的改革の受容だ。金正日が上海や中国南部の地域を旅行したにもかかわらず、北朝鮮は中国式改革の実行さえ非常にためらっている。

私たちは、経済的に何の変化の兆しも見られなかった。政治システムでの変化や、北朝鮮の態度における間歇な変化も感知することができなかった。北朝鮮はいつも崖縁戦術と、見掛け上の懐柔的態度の間でためらって来た。この10年間、包容政策をとり、数十億ドルに相当する価値を与えても、韓国は北朝鮮の態度をやわらげることができなかった。私たちが利益を条件化したら、変化を期待することができる。

- 韓国とアメリカの外交的共助だけでなく、体制の変化のための明確な原則(計画)を作らなければならないと主張する人もいる。そういう立場に対してどう思うか?

中国が独裁なしに、よりよく暮らすことができるだろうということのように、北朝鮮の人々は金正日以外に他の統治者やシステムでより良い生活ができるだろうが、私は体制の突然の崩壊を惹起させるためのプログラムに、念を入れるほど価値があるとは考えない。

私たちは過去数年間、同じ方法だと思われた旧ソ連に対応してきた。だが、相変らず彼らと交渉している。一方的な包容政策ではなく、確固とした、原則化された外交を通じて改革を誘導しなければならないと思う。ブッシュ政権はレジムチェンジを擁護したと思われる。 .

この問題は過大評価されたと考える。太陽政策に対する非難を避けるために、ブッシュ大統領の政策に対して解説を過ったり、計算的に特性を過って描いたのだ。原則を擁護したり、国際法を遂行する動きが、レジムチェンジを誘導するものだと過って報道された。私の考えでは、これは特性を過って描いたものだ。