同紙はさらに「(金正恩が)水着も自ら視察され一つ一つ完成させられた。我が国の東海岸の名高い名勝地の名に由来し商標も『明沙女』としてくださった。軽工業省編物工業管理局傘下の工場は、色と質、形態において誇るべき水着を生産するため力強く乗り出した」と強調した。
また同紙は夏の海水浴を楽しむ子どもたちと住民のために平壌こども織物工場、咸興織物工場、沙里院織物工場、元山織物工場などで3月末から生産してきた水着の種類が、従来の40種類余りから100種類余りに拡大したと主張した。
しかし同紙は生産された100種類余りの水着の写真は紹介しなかった。その代わり「水着製作の世界的発展推移を具体的に研究したことに基づき、衣類の設計を人民の好みに合わせて完成させるため知恵を振り絞っている」と伝えた。従来の水着とは異なる形態の水着であることを示唆したものと思われ、「ビキニ」が登場したのではとの推測も出ている。
脱北者らによると。北朝鮮の水着はほとんどがワンピーススタイルとタンキニスタイルである。北朝鮮で「ビキニ」は非社会主義形態とみなされ、水着の種類が拡大されたとしても「ビキニ」の登場はないと脱北者らは推測する。
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