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北朝鮮が9月の仁川アジア競技大会に応援団を派遣する方針を明らかにし、「応援団」への関心が高まる中、北朝鮮当局が応援団選抜事業を本格化させていると内部消息筋が伝えてきた。
平安北道の消息筋は11日、デイリーNKとの通話で「最近、ここ(北朝鮮)では韓国で開かれるアジア体育競技に関する話で持ち切り。7日の『朝鮮民主主義人民共和国政府声明』の発表直後に応援団選抜事業が開始され、平壌は応援団選抜募集に集中している」と話した。
北朝鮮の今回の応援団派遣は、2002年釜山アジア競技大会の288人、2003年大邱夏季ユニバーシアード大会の303人、2005年仁川アジア陸上選手権大会の124人派遣に続き四度目。金正恩の夫人の李雪主も2005年9月当時、平壌金星学院の生徒の身分で124人の応援団の一員として仁川を訪れている。