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消息筋によると、2002年釜山アジア競技大会に参加した応援団の選抜作業は中央党組織部幹部課で組織され、中央党本部青年事業部が募集選抜事業を担当した。組織部幹部課は全職位に対し人事の選抜と解任を行う。

当時、応援団選抜は平壌限定で実施され、平壌の金星学院、映画音楽舞踊大学、民族芸術団などの芸術部門で教育及び活動中の20代の女性たちが選抜されたという。

応援団に選抜されるためには、条件はもちろん成分まで全て調査される。身長は160cm以上、スタイルと身体検査をパスした20代の女性で応援団募集が終了すると、保衛部は選抜された女性の家族の中に教化出所者、海外亡命者、脱北者などがいないか6親等まで成分検査を行い、これにパスした女性を最終的に選抜したという。

応援団選抜事業が終わると、二か月にわたり韓国での行動教育と発言要領、海外で守るべき義務に関する教育及び訓練が、平壌体育館が位置する蒼光山ホテルで合宿しながら実施される。

また応援団の下着と応援服、カバンは特注で日本と中国から仕入れる。靴と運動靴は平壌市平川区域にある靴工場「8号製品」に注文・製作し、出発15日前に支給される。

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消息筋は「応援団選抜基準は美貌と成分も重要だが、最も重要なのは人脈。成分が良く容貌に優れていても中央党幹部課に人脈がなければ応援団に選抜されるのは星をとるがごとし。誰もが外国に一度は行きたがるが、外国も『等級』がある。
中国に行くことは『村』に行くことで、韓国に行くのは『星の国』に行くこととされグレードが上がる。親たちは幹部課に賄賂を渡してでも子どもを応援団に送りたがる。(北朝鮮)当局は韓国ブームが流行しないよう手段と統制を強化しているが、避けられない歴史の流れとなった。平壌市民は『労働新聞も第17回アジア競技大会への選手団と応援団の派遣は凍てついた北南関係を和解で溶かすことだと主張しているが、結局韓国ブームを認めることになる』と話している」と話した。