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建設部門を担当していた脱北者は「以前にも建設問題を強調していたが、解決されない理由は北朝鮮の劣悪な経済状況のため。北朝鮮で経済状況が改善されない限り、建設での質は保証されない。労働者は食糧の供給をまともに受けることが出来ないため、資材を売って食生活を自分たちで解決する。北朝鮮当局が早期完工を督促するため、労働者はセメントが固まる前に国「物を上に重ね、建物にひびが入ることが多い」と証言した。

一方、平川区域マンション崩壊事故発生から五日後、崔富一(チェ・ブイル)人民保安部長(韓国の警察庁長)は異例に現場を訪問。被害を受けた家族と平壌市民の前で「この罪は何を以ても償うことは出来ず、許しを受けることも出来ない」と頭を下げ謝罪している。

しかし謝罪から一か月後の先月18日、「金正日党事業開始記念中央報告大会」で主席壇に座っていた。これはずさん工事に対する責任者処罰などの後続措置が行われなかったものと解釈できる。