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新義州が中国と国境を挟んでいるため、中国産の商品の引き受けをしなければならない商人らは、新義州への立ち入りが禁止され困っていると情報筋は伝えた。「中国へ行けないため、新義州の行商らは内陸に商品を配達するために忙しく移動している」と紹介した。

情報筋はさらに「『外国人がくれる食べ物を食べるな』などの指示が以前にあったが、他地域の人間が出入りすることまで遮断したのは非常に異例。外国人観光客の宿泊が増えている状況で、(当局は)化粧品や靴などの生産品を運送するため商人が(新義州に)多く出入りするのを黙って見ているわけにはいかなかったようだ」と説明した。

一方で中国人らは1泊2日で1100元と、他の観光商品に比べ比較的安価な新義州への宿泊観光に高い関心を見せているという。中国丹東の旅行業界によると、一日300人余りの中国人が新義州を訪問することもあるという。

新義州への宿泊観光の内容は、北朝鮮住民の民俗活動紹介、児童による公演の観覧、義州革命博物館、金日成銅像、鴨緑江訪問などの日程が組まれているという。