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金正恩第一書記が最近、相次ぎ空軍部隊を視察し兵士らを激励しており、その背景に関心が集まっている。

朝鮮中央通信は14日、金正恩が航空及び反航空軍第447部隊を視察したと報道。第447部隊は北朝鮮の第1飛行師団傘下の部隊で、平安南道北倉郡にあるとされる。

金正恩は米韓空中総合訓練の「マックスサンダー」演習が実施中だった先月15日、軍飛行士大会に参加して以来、相次ぎ空軍関連の行事に姿を現している。

先月21日にはオ・ジュンフプ七連隊称号を受けた第188部隊を訪問し、飛行訓練を指導。今月10日には夫人の李雪主とともに「朝鮮人民軍航空及び反航空軍飛行指揮官らの戦闘飛行術競技大会-2014」を観覧した。

金正恩は第447部隊の飛行訓練室を視察した後、飛行士らが「地上飛行操縦演習機材」で訓練する姿を見学し、「飛行機に何度も搭乗すると同時に、現代的な飛行操縦演習機材を利用した訓練を生活化、習性化しなければならない。14人の肉弾勇士を輩出した同軍部隊は、先軍朝鮮の勇敢な赤い鷹の英雄精神、犠牲精神、自爆精神が誕生した部隊。飛行士らが最も劣悪な条件で、離着陸をはじめとする飛行戦闘任務を円滑に遂行できるよう、訓練の強度をさらに高めていかなければならない」と強調した。

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金正恩は飛行士の寝室をはじめ、部隊の他の場所も視察。また飛行士らが出演する芸術小組公演を観覧し、彼らと団体記念撮影も行った。

自主国防ネットワークのシン・インギュン代表はデイリーNKに、最近の金正恩の相次ぐ空軍部隊視察と関連し、「空軍は通常戦力の中で最も戦力が強い。非対称戦力の核だけでなく、通常戦力にも神経を使っていることの表れだ。全面戦に備え相対的に劣勢の空軍戦力を強化するため、持続的に準備していることを示すためのもの」と分析した。

一方、今回の視察には黄炳瑞(ファン・ビョンソ)総政治局長、リョム・チョル総政治局宣伝部局長、チョ・ギョンチョル保衛司令官、ユン・ドンヒョン人民武力部副部長、ホン・ヨンチル、マ・ウォンチュン党副部長が随行。航空及び反航空軍の李炳哲(リ・ビョンチョル)司令官とチャン・ドンウン政治委員が彼らの案内役を務めた。