北朝鮮は7日、金正日の労作「我が党の出版報道物は全社会の金日成主義化に貢献する威力な思想的武器だ」の発・0周年を迎え、記者、言論人に対し「時、場所を問わず敬愛する元帥様(金正恩氏)の思想と意思に沿って生きなければならない」とし、金正恩への忠誠を強調した。
北朝鮮労働党機関紙の労働新聞は同日、「記者、言論人は革命的な思想攻勢の旗手、ラッパ吹きになろう」という社説で、「思想戦線、言論戦線が沸き返るほど大衆の精神力が爆発し、千万軍民が立ち上がるほど革命が前進する。政治思想宣伝を確固として前面に掲げ、経済宣伝を密接に結合させ、先軍朝鮮の繁栄期を切り開くための闘争へと全体人民を鼓舞・邁進させなければならない」と主張した。
北朝鮮は最近、金正恩唯一領導体系確立に向け思想戦を奨励しており、宣伝機関であるメディアを思想戦の旗手とし、金正恩に対する住民の忠誠心を誘導している。記者・言論人を利用した政治的宣伝を通し、金正恩時代の経済的成果を積極的に強調する狙いがあると解釈される。
同紙はさらに「労作の発浮ヘ党出版報道物建設史において特記すべき事変だった。労働党第8回思想幹部大会を契機に、全国に思想戦、宣伝扇動の強風が力強く吹いている時期にふさわしいものとしてより強調されている。我々の出版報道物は全党と全社会を金日成主義で一色化する歴史的進軍の中で、首領擁護の筆軸とマイクとして首領の偉業を忠実に奉る主体型の出版報道物としての風貌をより鮮明にした」と自評するほか、「我々の記者・言論人の心臓の中で将軍様は常に太陽として永生されている。伏せても引っくり返しても常に同じ姿であり、断頭台の上でも誓った誓いが不変である革命的志操を固守した熱血忠臣らが正に将軍様の下で育った我が記者・言論人。我が出版報道物は徹頭徹尾、首領の思想と偉業実現に服務する思想的武器。金日成、金正日主義に基づく全党と全社会の思想的一色化を徹底して実現することを党の唯一的領導体系確立のための闘争種子として握りしめ、革命伝統教養、信念教養に貢献する実効性が強い記事をどんどん生み出していかなければならない。出版報道部門の記者、言論人は党の偉業に無限に忠実になり、人民の愛を受ける金正恩時代における抗日遊撃隊のラッパ吹きにならねばならない。強盛国家建設の最終勝利を早める今日の革命的な思想攻勢において、党思想戦線の第一近衛兵としての名誉を高く掲げていかねば」と訴えた。