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情報筋によると、取締任務を担当する保安員らは最近に入り、市場を巡回しながら中古衣類など韓国製品と疑われる商品を押収している。これまでMade in Koreaの商標が切り取られ流通していた韓国製の衣類などを当局が遮断しようとしている。

こうした動きは「我々式社会主義」を強調する北朝鮮当局が、住民の間で韓国製品に対する認識がよくなることを防ぐためだと思われる。北朝鮮の国営メディアは南北関係が冷え込んだのは韓国が悪いと非難を連日繰り返している状況で、韓流が住民の思想教養を阻害すると判断したのではと情報筋は分析する。

情報筋は「闇取引されていた韓国ドラマのソフトも取締強化で姿を消した。(当局は)対決ムードの中で南朝鮮に責任を転嫁しているのに、住民が韓国文化を楽しむ事態を傍観するわけにはいかなかったよう」と話した。

一方、平壌以外の別の都市の市場では韓国産チョコパイが公然と売られているという。両江道(リャンガンド)恵山(ヘサン)の情報筋は「昨年末から2ヶ月ほど『韓国産チョコパイに有害物質が含まれている』との噂が流れ、市場から姿を消したことがあったが、今では復活している」と伝えた。

デイリーNKは先月18日、開城工業団地の北側従業員が韓国企業から間食として受け取る「チョコパイ」を賭けてスポーツの試合をすることもあると報道した。