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韓国政府は7日、北朝鮮側に「南北赤十字実務接触」に応じるよう、再度要求する通知文を送った。


韓国統一部は同日午前、大韓赤十字社総裁名義の通知文を北朝鮮赤十字社中央委員会委員長宛に発送したと公表した。


統一部は通知文を通し、「韓国側はこれまで離散家族問題などの人道的問題は南北赤十字間で協議してきた。北側が韓国側の南北赤十字実務接触提議に早期に応じること」を再度促した。


さらに「先月5日の南北赤十字実務接触時、離散家族再会行事開催以降も南北赤十字実務接触を開催し、離散家族問題に関する協議を継続することで合意した。北側が韓国側の提議に応じないことに対し遺憾だ。離散家族問題は政治・軍事的状況により中断してはならないというのが韓国側の明確な立場」と表明した。


北朝鮮は韓国政府が5日、「12日に南北赤十字実務接触を持とう」と提議したが、翌日の通知文を通し「現在は離散家族問題を協議するための南北赤十字実務接触を行う環境と雰囲気が造成されていない」と拒否の立場を明確に示してきた。

北側が韓国側が再度南北赤十字実務接触を要求したことに対し、どう反応するか注目が集る。一部では北側が拒否の姿勢を示したり、南北高官接触を行うことを逆提議してくるのではとの推測が出ている。離散家族問題を対南交渉の主要カードとして活用するという狙いがあるとの指摘である。