▲ 金正恩が国家科学院を現地指導。「科学技術部門に対する投資を惜しんではいけない」
/写真=労働新聞キャプチャ.


金正恩が平安南道平城に位置する“国家科学院”を訪問し「科学技術部門に対する投資を惜しんではいけない」と全面的な支援を約束したと朝鮮中央通信が15日伝えた。


通信によれば金正恩は、今回の国家科学院現地指導で「今年を輝ける科学技術成果の年、科学技術勝利の年するのが党の意思」、「国家科学院の任務は非常に重要だ」と強調した。


また「敵との対決戦で全勝するために、科学者・技術者の水準を絶えず高めなければならない」、「科学研究事業で成果を出すために、科学技術部門に対する投資を惜しんではいけない」と告げた。


引き続き金正恩は「科学者・技術者の精神力を最大限に高揚させるとともに、彼らの生活を保障することが重要。去年、銀河科学者通りを作ったように、現在国家科学院が位置しているウンジョン科学地区に党創立日(10月10日)に合わせて現代的な科学者通りを造成する」とし、この地域の名前を“衛星科学者通り”と名付けた。


このような金正恩の“科学技術投資指示”は今年の新年辞で“農業・建設・科学技術”を3大経済課題として示したことの延長線上にあり、科学発展を通じて国家経済を再建し、政治功績として宣伝しようとする意図が見られる。


この日現地指導には、崔泰福党秘書、韓グァンボク党科学教育部長、李ジェイル党第1副部長、朴泰成・黄炳瑞・馬ウォンチュン党副部長が同行した。