北朝鮮が来る3月9日、国会議員選挙に当たる最高人民会議代議員選挙を行なうと明らかにした。北朝鮮労働党機関紙労働新聞は、8日北朝鮮「最高人民会議常任委員会決定で、来る3月9日最高人民会議第13期代議員選挙を実施する」と伝えた。
1948年発足した最高人民会議は北朝鮮の最高主権機関で、韓国の国会にあたる。実質的には金日成・金正日の指示や党の決定を追認する役目をする。憲法と法令制定または改訂と対内外政策の基本原則を立て、国防委員会と最高人民会議常任委員会、内閣、最高裁判所長など国家権力機関の主要人物に対する選出と召還権限を持っている。
最高人民会議代議員の任期は5年で、現在第12期代議員は687人、2009年3月選挙を通じて選出された。北朝鮮は代議員選挙直後、第13期最高人民会議1次会議を開き、張成沢粛清による整理の作業を最終的に行なうと考えられる。金正恩体制の権力システム完成のための代議員交替の幅が大きくなるはずだという見解もある。
張成沢粛清以後、文ミョンハク石炭工業相、金ヨングァン金属工業相、金ジョンハ内閣事務局長など内閣主要人士を入れ替たと知られていて、代議員選挙直後には国防委員会と内閣など国家機関と権力機高ノ対する大々的な改編作業が行なわれるようだ。国家政策と関連し、新しい政策修正など北朝鮮の経済関連にどんな政策が提示されるか関心が集まる。
アン・チャンイル世界北朝鮮研究センター所長は「最高人民会議を通じ、金正恩最高権力体制を対外的に公式化するようだ」、「今回、最高人民会議を通じ経済政策関連で開発区選定と土地問題などを合法化し憲法も修正するなど方法改訂がされるきっかけではないか」と見通した。