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最近、北朝鮮当局は韓国の映像物に対する取締りを強化しているが、若者層を中心に急速度で拡散していると伝えられる。彼らの間ではすでに韓国映画を楽しむ文化が形成されており、韓国の映像物取締りに当る幹部まで韓国映画を鑑賞しているとの証言が出た。

22日、(社)北韓戦略センターが「社会主義体制転換とメディアの役割」というテーマで開催したセミナーで証言したイ・ジョンチョル(平壌出身)氏は「最近は全ての市場でUSBに韓国映画やドラマを保存し販売する現象があからさまに行われている。中央機関の幹部らも109グループ(不法映像物取締り班)が入手したUSBを通して韓国映画やドラマを見ている。平壌市内でも韓国映画やドラマを見た後、学生や住民らが韓国式な発言を多くしている。今や韓国映画を見ない人は馬鹿者扱いされるほど。北朝鮮の幹部らも住民が韓国映画やドラマを見ることについて、阻止するのが限界に来ていると感じている。ひいては北朝鮮人民の思想を瓦解させるための南朝鮮情報機関による韓国映画とドラマを通した戦術が完全に成功したとも話されている」と証言した。

北朝鮮で韓国の映像物が保存されたUSBを流通させた経験があるイ・ヒョヌ(清津出身)氏は「北朝鮮で韓国メディアを流通させながら感じたことは、韓国内の対北放送プログラムのうち北朝鮮住民が楽しめるものが多く記録されていた。北朝鮮政権を無条件に非難するのではなく、自由に対する話や韓国内に定着する脱北者らの生き様と故郷の話などを中心に北朝鮮に送るべき」と要請した。


発表者として出席した東亜大学政治外交学科のカン・ドンワン教授は「2000年代中盤から急速に拡散し始めた北朝鮮での韓国ブームは、北朝鮮社会の変化を促す要因のひとつ。人間の基本的な生活の姿を主に扱う韓国のドラマや映画を通し、韓国の経済的発展と自由などを間接的に経験している。北朝鮮での韓国ブームの影響は、単純に興味と娯楽という観点で捉えられる社会的現象というよりは、理念で武装された北朝鮮住民の意識と思想を変化させるという点で重要な意味がある」と評価した。

カン教授は特に「中国現地での北朝鮮住民との面接を通して実施された研究で、北朝鮮に流入されるメディアが多様化しており、特に中国製EVDプレイヤーの拡散は注目する必要があることが分かった。EVDプレイヤーは単純な映像の視聴だけでなく、ゲームをするためのゲームプレイヤー端子が内臓されている。外部情報の流入を通した北朝鮮社会の変化を促すためには、中央の取り締まりと統制から自律性を持った特定地域を核心地域として選択する必要がある。韓国の映像物視聴が意識変化のみならず、実際に北朝鮮社会を変化させる情報疎通の場として市場を活性化させていく必要がある」と強調した。

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