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北朝鮮の金正恩の夫人、李雪主が二日連続で公開の場に姿を現しており、最近の「スキャンダル説」を隠蔽するためとの指摘が出ている。先月、日本と韓国のメディアが「李雪主スキャンダル」関連の報道をして以来、李雪主が20日近く公開の場から姿を隠したため、スキャンダルと関連があるのではないかという憶測が提起されていた。

北朝鮮労働党機関紙の労働新聞は11日、金正恩夫妻が平壌体育館で全国道対抗体育競技を観覧したニュースと、労働党創立日68周年を慶祝する牡丹峰楽団と功勲国家合唱団の合同公演を観覧した情報を伝えた。

同日、金正恩は競技が大成功だったことについて大変満足し、「今後、道対抗体育競技を定例化させ、民族体育に力を入れ、誰もが健康な体力で労働と国防に積極的に貢献しなければならない」と話した。

また金正恩は牡丹峰楽団と功勲国家合唱団の合同公演を観覧した後、「思想性と芸術性において非の打ち所がない。このような革命的な芸術団体を保有することは我が党の誇り」と自評した。同紙は幹部や労働者、青年学生らが観覧できるよう、10月17日まで公演を続けるよう金正恩が指示したと伝えた。

北朝鮮が最近に入り、金正恩の公開活動から姿を隠していた李雪主について頻繁に報道するのは、韓国メディアを通して広まった李雪主スキャンダル説を食い止めるためとの指摘が出ている。

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これと関連しある北朝鮮専門家は「北朝鮮で『指導者』は住民の前でたった一つの欠点も許されない絶対的な対象。李雪主に関するスキャンダル説が広まれば、金正恩にとって致命的な打撃となる。住民に噂が広まるのを恐れ、今後さらに李雪主が登場する可能性もある」と展望した。

これに先立ち北朝鮮メディアは24日ぶりとなる10日、金日成総合大学教育者住宅の竣工式に参加した李雪主の姿を公開した。