もっとも、これまではあくまで「同行」という形にとどまり、ジュエ氏自身が政治や軍事の意思決定に関与しているわけではないとの余地も残されていた。そのため、年少の後継候補として一定の“ニュートラル”な印象を保つことも可能だった。
しかし、今回のライフル試射は意味合いが異なる。単に軍事行事に立ち会うのではなく、自ら引き金を引く姿を写真や映像で公開したことで、「後継者もまた好戦的である」というイメージを世界に向けて発信したに等しい。これは、象徴的な演出の段階を一歩踏み越えた出来事と言えるだろう。
金正恩の「凄腕スナイパー」暴走して警察官4人を射殺
北朝鮮の教化所(刑務所)からの脱獄が相次いでいる。
デイリーNK内部情報筋によると、平安南道(ピョンアンナムド)の价川(ケチョン)教化所では2022年1年間に、17件もの脱獄事件が発生している。一方、咸鏡北道(ハムギョンブクト)の漁郎(オラン)では、勾留されていた容疑者が、看守を射殺して脱走する事件が起きたと、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じている。
