中国丹東と北朝鮮新義州の間を流れる鴨緑江で、北朝鮮住民が中国当局の許可を得て外国人観光客を対象に外貨稼ぎを行っていることが確認された。観光客を乗せた遊覧船に北朝鮮住民が船で近づき、高麗人参や平壌焼酎などを販売していると最近中国を訪問した某観光客が伝えてきた。

北朝鮮住民が船に乗り観光客を乗せた遊覧船に近づき高麗人参などを販売している。

中国丹東の現地ガイドによれば、今春から北朝鮮住民が鴨緑江で船に乗り遊覧船に接近して観光客を相手に商売することが認められたという。以前は不可能だった行為だ。

彼らが売る商品は主に10年産高麗人参、鮮やかな模様の装飾がある財布、平壌焼酎、タバコなどで、北朝鮮での販売価格より2、3倍程高い。高麗人参の価格は150中国人民元。韓国ウォンで約27000ウォン程度。

現在の市場為替だと北朝鮮ウォンで20万ウォン程度であり、これは北朝鮮の米を40キロ購入可能な額。平壌大同江食料工場で生産される平壌焼酎は中国人民元で10元、タバコは7元で販売される。

鴨緑江で商売を営む北朝鮮住民は一日に何度も目にすることができる。彼らは観光遊覧船やボートを対象に商品を売るのに余念がないが、観光客が写真を撮ると大声を出したり小石を投げたりもする。

北朝鮮と取引するある貿易業者は「最近、北朝鮮当局が海外に労働者を過去に比べ大勢派遣している。鴨緑江での商業活動などのように外貨稼ぎに積極的に乗り出している。北朝鮮の金正恩が新たな国家事業を展開する中で発生した外貨需要を満たすためのもの」と説明した。

中国丹東から北朝鮮を眺めることができる遊覧船と、9人程度が乗船可能な船を利用する観光客の多くは中国現地の朝鮮族と中国人、韓国人観光客である。彼らのほとんどは北朝鮮の新義州を至近距離から眺めることができる遊覧船などを利用する。

遊覧船が北朝鮮地域に接近すると観光客は決まってカメラのレンズをズームにしシャッターを押し出す。北朝鮮地域の一部の軍人や住民は警戒したり石を投げたりするが、ほとんどの場合遊覧船に乗っている観光客を追いかけたり見物したりする。