人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

北朝鮮の金正恩がペンリョン島打撃部隊で西海最前線のウォルネ島防御隊を現地視察したと朝鮮中央通信が3日、報道した。金正恩は前日、延坪島砲撃部隊が駐屯するム島なども現地指導している。

ウォルネ島防御隊は北朝鮮の西海最前線地域に位置する。金正恩は3月、同所を訪問しわずか1kmしか離れていないペンリョン島駐屯韓国軍海兵6旅団に対する打撃任務を命じ、「命令さえ下りれば敵を全て火の釜に撃ち落せ」と指示した。

金正恩は現地指導で「ウォルネ島防御隊を新たに整備することは、僻地の島の歩哨所で青春時代を捧げる軍人に立派な生活条件を整え、祖国守護の前哨線を難攻不落の要塞とする重要な事業」と話したと同通信は伝えた。

さらに同通信は金正恩が「監視所に登り最近の敵情について具体的に視察され、火力陣地も見て回りになり現代戦の要求に合わせて経常的な戦闘動員態勢を抜かりなく整えるうえで貴重な教訓を下さった」と付け加えた。

同日、モーターボートに乗ってウォルネ島防御隊を訪れた金正恩は、新たに造成中の防御隊の様子がどれほど変化したか視察するために訪問したとし、兵営建設場と指揮部庁舎、教養室、住宅区域と便宜施設、学校などを視察した。

人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

同日の現地指導で金正恩は前日のム島訪問同様、韓国への威嚇発言はしなかったと見られる。最近改善された南北関係を考慮したためと思われる。

同日の現地指導には崔龍海(チェ・リョンヘ)軍総政治局長、李永吉(リ・ヨンギル)軍大将、張正男(チャン・ジョンナム)人民武力部長、パク・ジョンチョン軍上将(韓国の中将)、パク・テソン、ファン・ビョンソ、マ・ウォンチュン労働党副部長らが同行した。