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「内乱陰謀」容疑を受けている統合進歩党の李石基(イ・ソッキ)議員に対する逮捕同意要求案が4日、韓国国会で可決された。カン・チャンフィ国会議長は同日、289票中、賛成258票、反対14票、棄権11票、無効6票により可決されたことを宣言した。

李石基議員は閉会後の記者会見で「国家情報院の政治が始まった。統合進歩党は我が国民を信じ堂々と力強く闘っていく」と話した。

李議員は阜?Oの発言でも「国家情報院の私に対する内乱陰謀容疑は中世期の魔女狩りだ。初選議員として耐え難い中傷謀略と政治的迫害、検察保守メディアの集中砲火を受けている。国家情報院は内乱陰謀という濡れ衣を着せている。内乱陰謀という捏造に国会が同調することは歴史の過誤をして記録されるだろう」と主張した。

国会では民主党のチョン・ビョンホン院内代表とセヌリ党のハ・テギョン議員、統合進歩党のオ・ビョンユン院内代表が発言し、李石基議員も発言し。ファン・ギョアン法務長官は李議員の犯罪容疑事実に対する調査結果を報告した。

チョン院内代表は発言で「自由民主主義体制を否定し侵害する行為はいかなる理由があっても容認できない。法に基づき逮捕同意案に対する賛成を民主党党論として採択する」と述べた。

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ハ議員は「逮捕同意案を通し、大韓民国で北朝鮮を追従し武装蜂起を準備している地下党の実態が明らかになった。彼らはテロと暴動を準備し、インターネットで爆弾製造法を調査するという具体的な話もしている。これらの行為は北朝鮮を一方的に追従するために可能なこと」と指摘した。

李議員に対する逮捕同意案が可決されたことにより、水原地方裁判所は近日中に令状実質審査にとりかかる。令状実質審査は5日午前10時30分に実施され、李議員に対する拘束令状発布が決定されるものと思われる。

一方、国家情報院は同日、李石基議員の口座追跡に乗り出した。同院はいわゆる「RO(革命組織)」の資金の流れを調査するため、李議員の口座押収捜査を通した金融取引内訳調査に着手した。

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同院は「RO」の資金源を突き止めることに注力しつつ、李議員が一時期運営していた選挙公報代行社のCNコミュニケーションズ(CNC)と子会社を捜査対象とし、これらの会社の口座も追跡している。

公安当局は今回の押収捜査により、ソウルにある李議員の自宅から発見された現金1億4千万ウォンが北朝鮮と関連する工作金なのかどうかを究明する端緒となることを期待してる。