人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

朴槿恵大統領は15日、「これからは南北間の不信と対決の時代を越え、平和と統一の新しい朝鮮半島時代を開いて行かなければならない」と述べた。

朴大統領は同日、ソウル世宗文化会館で開かれた第68周年光復節慶祝辞で「今後、朝鮮半島信頼プロセスを通し、朝鮮半島に平和を定着させ南北共同発展が実現できるよう期待する」として上記のように述べた。

朴大統領は特に「先ず南北離散家族の苦痛を和らげなければならない。今年の秋夕連休を前後し南北離散家族が再会できるよう、北朝鮮が心のドアを開いてくれればと思う」として公式に提案した。

また「分断と対決の遺産である非武装地帯(DMZ)に世界平和公園を造成することを北朝鮮に提案する。非武装地帯を平和の地帯にすることで、我々の認識の中に残る戦争の記憶と挑発の脅威を取り除き、朝鮮半島を信頼と和合、協力の空間へと変える新しいスタートを切ることができるよう願う」と話した。

朴大統領は前日、南北間開城工団正常化に向けた合意書が採択されたことについては「今回の合意を契機に過去の南北関係の誤った慣行を正し、共生の新しい南北関係が始まることを願ってやまない」と述べた。

人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

さらに「北朝鮮が核を放棄し国際社会の一員として賛同するならば、新たな朝鮮半島時代を切り開くことができ、北朝鮮住民の苦痛と困難もともに解決できる。何より重要なことは北朝鮮の変化した姿と行動」と強調。「我々は心から北朝鮮の変化を待っており、開かれた心で北朝鮮を積極的に支援する準備ができている」と付け加えた。

そして「平和を作ることは相互の信頼があってこそ可能。多少時間がかかっても常識と国際規範が通用する南北関係を再定義し、真の平和と信頼を構築していく朝鮮半島信頼プロセスを一貫して推進していく」と力説した。

このほかに「真の光復と建国は朝鮮半島に平和をもたらし、南北朝鮮がひとつになる統一を成し遂げた時に完成する。経済発展と国民幸福、文化隆盛と平和統一の基盤構築という4大国政基調と国政課題を完遂することこそが統一の礎を整える道となる」と話した。