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スカパロッティ在韓米軍司令官指名者は30日(現地時間)、「金正恩は予測不能の指導者」とし、「(父親の金正日と異なり)北朝鮮指導者金正恩の不確実性(uncertainty)に対し懸念している」と述べた。

スカパロッティ指名者は米国上院軍事委員会への出席を控え、書面での回答書を通し金正恩が若く未熟なうえ、北朝鮮内の軍部強硬派からの信任が不十分との点を指摘。金正恩が誤判する可能性が高いと回答したという。

彼はまた、金正日と金正恩の違いについて「軍部統率力と国内政治の経験分野で格差がある。金正恩の過去の行動に関する記録が多くないため、彼の意志と行動、反応を予測するのが非常に困難」と話した。

さらに「金正恩指導部以降も北朝鮮は核とミサイルに対する意志においては特に変化がないと思われる」と答えた。北朝鮮の戦力については「弾道ミサイル開発とサイバー部隊のような特殊戦力に資金を投資する一方、通常戦力は弱まっている」と評価。

彼は米韓両国の戦時作戦統制権移管については「作戦権移管が予定通り実施される必要がある。現実的な北朝鮮の脅威を考慮する場合、韓国の安保に不必要な危機をもたらす方向で履行されてはいけない。万が一、承認されれば作戦権移管が成功するよう韓国政府と具体的な計画と条件、方法論などを協議していく」と説明した。

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歳出削減(連邦政府の予算自動削減)により米軍戦力が弱まる可能性については「大幅な予算削減が断行される場合、敵が見守る中での我々の対北抑止力弱化という結果になる。対北抑止効果が弱まれば北朝鮮指導部の誤判を招く恐れがある」と指摘した。

一方、北朝鮮線の労働新聞は31日、「自主権実現から目を背ける卑屈な行い」という個人投稿の論評を通し「ありもしない『北核威嚇』を理由に作戦権を再び延期しようとする主な目的は、米国の気を引き国際的な反共和国圧迫攻勢をさらに強化することで、北侵野望をなんとしてでも実現させようとすることにある」と主張した。