STによれば、北朝鮮当局は甕津郡の住民数百人を動員し、2人の公開銃殺を実施。小学生から高齢者までが強制的に処刑場に集められたとされる。消息筋は「通常は殺人犯でも数人の兵士が発砲するだけだが、この時は1人につき10人が射撃し、遺体が原形をとどめないほどだった」と証言した。
(参考記事:機関銃でズタズタに…金正日氏に「口封じ」で殺された美人女優の悲劇)STは、この公開処刑が単なる個人の犯罪に対する処罰ではなく、体制への反逆を示す“見せしめ”であると指摘している。事件を目撃した住民の多くは精神的ショックを受け、「誰も脱北の話を口にしなくなった」との声も伝えられる。
処刑された2人はいずれも大学を卒業した知識層で、自由な生活を夢見て脱北を決意したとされる。STによれば、北朝鮮当局が彼らに極刑を科した背景には、外部情報の流入が体制不安を招くことへの強い警戒があるという。
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事件の舞台となった甕津郡は、黄海南道の最南端に位置し、かつては漁業や商取引を通じて外部との限定的な接触が可能だった。
