北朝鮮の金正恩国務委員長(朝鮮労働党総書記)は24日、朝鮮戦争での中国人民志願軍参戦75周年に際し、平安南道にある中後人民志願軍烈士陵園を訪れた。朝鮮中央通信が伝えた。

同通信によると、金正恩氏は朝鮮戦争で戦死した中国の毛沢東国家主席の長男・毛岸英氏の墓に献花するなどした。

同通信は「わが人民の革命戦争を血潮を流して援助し、国際主義精神と兄弟の友誼を発揮した中国人民志願軍烈士たちの姿は、朝中親善の貴い象徴として両国人民の心の中に大事に刻み付けられている」と指摘。

「血をもって結ばれた朝中親善は今後も、反帝・自主、社会主義偉業を実現するための聖なる闘いで不抜の生命力を力強く誇示するであろう」と強調した。