人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

朴槿恵大統領は10日、南北当局間会談と関連し「開城工団などの部分から信頼が生まれてこそ、一歩ずつ前進し融通性のある別の方法も考慮できる。現在は基本的な信頼を構築するのも厳しい状況」と話した。

朴大統領は同日、青瓦台で行われたマスコミ論説室長・解説委員室長招聘午餐に出席。南北間の非公開接触の可能性に対する質問に「全てを公開的に行うことはできない。関係増進のため便宜上(非公開で)協議することもあるが、現在はまだ時期が来ていない」として上記のように述べた。

さらに「開城工団問題をとっても再稼動を云々しているが、前回も突然前言撤回となった。最後まで国民が安全に帰還するために熾烈な交渉を行った。このように基本的なことさえ保障されない状況で、再稼動を急ぐことは認められない。こうした部分でまず信頼を示していくことで更なる発展のための多様な別の方法も考慮できるもの。現在は基本的な信頼が不安定なため、この部分から努力を重ねていく」と話した。

朴大統領はまた「北朝鮮との信頼を構築するためには先ず相互言動に注意する必要がある。外交においても政治においてもである。尊厳云々と我々が解釈しずらい発言をしているが、尊厳は北だけにあるものではなく、韓国の国民にもある。我が国民も国家も尊重されながら相互に努力をしなければならない。現在のような状態では再び(南北関係は)ねじれてしまう」と強調。そのうえで「北朝鮮も別の投資を非常に望んでいるのではないか。関係をうまく運ぶことは北朝鮮にとっても結果的にはプラスとなる。韓国との問題だけではなく国際社会全体が見つめる中での南北対話である。国際社会が北朝鮮を含め全てを評価している」と話した。