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北朝鮮の市場の物価が小幅上昇しているが、比較的安定した動きを見せていることが分かった。

デイリーNKが昨年末から年初にかけて北朝鮮の南部地域と北部地域で物価を調査した結果、米の価格は地域ごとの差があるが、1000ウォン以内であることが分かった。北朝鮮の市場では需要が最も多い米が、物価の基準となっている。米の価格は地域内の米の生産及び流通量、国境地域と内陸地域によって、100ウォンから200ウォンの差がある。

南部地域の新義州は国境と接しており、穀倉地帯とも近いため、米の価格が最も安い地域の一つだ。 現在、新義州の米の価格は、北朝鮮産が850ウォン、韓国産が870ウォン、中国産が800ウォンだ。米の価格以外の商品は、豚肉(1キロ=2500ウォン)を除き、小幅上昇している。

基本物価 (新義州-1月4日)
物品 価格 備考
米(1キロ) 新義州-830ウォン(国産)
   800ウォン(中国産)
カンドン郡の米の価格が新義州に比べて安い理由は、カンドン郡には人民軍の軍隊と人民病院が多いため米の流通量が多く、またトウモロコシの生産量が多いので相対的に米代が安い/米の商売をする人々がカンドン郡で米を購入して、各地域で量り売りすることも多いという。

カンドン郡-750ウォン(国産)
   850ウォン(韓国産)

トウモロコシ(1キロ)
新義州-340ウォン(国産)