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金正恩が平安南道安州市にあるソンnク協同農場の野菜栽培用ビニールハウスと南興青年化学連合企業所を現地指導したと朝鮮中央通信が20日、報道した。

金正恩が協同農場を視察した事実を北朝鮮メディアが伝えたのは今回が初めて。昨年から「新しい経済管理改善措置」を通し、農業分野の生産性向上を強調している金正恩が、農業発展と住民の食生活改善に対する関心を見せるけるための行動と解釈される。

同通信によれば、金正恩は「現在、全国的に野菜温室建設ブームが起こっているが、それが現実的に成果が出ているのか確認するために来た」と話したという。

また「中央から道、市、郡に建設する標準化された温室設計を下し、道、市、郡の間での競争を組織するほか、評価対策も樹立せねばならない。平壌野菜科学研究所で科学技術指導書を製作し全ての温室に普及させ、温室ではそれに合わせて野菜栽培を科学化させなければならない」と強調した。

さらに「南興青年化学連合企業所でビニール膜が大量に生産されれば野菜温室建設は問題とならない」と付け加えた。

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このほかにも同通信は、金正恩が年間6千万?の機柏ォ3重温室用ビニールを生産する工場を視察し、満足感を示したと伝えた。

金正恩は「南興に高性能の機柏ォ3重温室ビニール膜を生産する工場を建設した結果、温室建設を大々的に展開することができた」とし、温室用ビニール生産のための原料確保対策の樹立を強調した。

また、肥料の出荷・包装工程も視察し、「農業部門に肥料を生産・供給する南興青年化学連合企業所は社会主義農業戦線の兵器倉庫と同じ」とし、肥料生産量を増産させなければならないと話した。

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今回の現地指導には崔龍海(チェリョンヘ)人民軍総政治局長、パク・テャ涛}副部長、キム・ヨンナム平安南道党委員会秘書が同行した。