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北朝鮮軍の崔龍海(チェ・ リョンヘ)総政治局長が金正恩労働党第1書記の特使として中国を訪問したと朝鮮中央通信が22日、報道した。

金正恩の執権後初めての外国への特使派遣だ。高位クラスの中国訪問は昨年8月の張成沢(チャン・ソンテク)国防委員会副委員長に続き9ヶ月ぶりである。

朝鮮半島情勢は3月5日の北朝鮮による停戦協定白紙化宣言以降に展開された軍事的緊張局面は幕を閉じ、各国間の外交戦に突入した。

崔龍海はなぜ中国に行ったのか?なぜ今の時期を選んだのか?

第一に、金正恩政権は朴槿恵大統領が6月に中国を訪問する前、言い直せば朝鮮半島情勢の運営を韓国と米中が主導する形に完全に移行する前に、北朝鮮の立場を中国に明確に伝え、東北アジアでの外交戦で受身の状態に陥ることを防止しつつ、不利な情勢を反転しなければと判断したように思われる。韓国よりも一足先に手を打つ必要性を感じたのだろう。

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第二に、軍総政治局長の崔龍海が行くことで「朝鮮半島問題はやはり軍事問題が根本問題」という事実を中国に喚起させようとの狙いがうかがわれる。2000年10月、趙明