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“生活が大変なので、いっそ山にでも行って暮らす”

対北支援団体の良き友が3日に配布した’今日の北朝鮮ニュース’105号で、冬を迎えた北朝鮮の住民の苦しい生活ぶりを伝えた。

機関誌は“平壌にある20階、30階建てアパートに温水や暖房が全く供給されず、水が凍りついた”と述べ、“人々は冬服を着て寝て、朝そのまま出勤している”と伝えた。

“お金がある家はベランダに無動力ボイラーを設置したり、ガスの暖炉を購入するなど、越冬の準備をするが、持っているものがない住民たちは温室のように家にビニールをはったり、電気もなくそのまま寒いところで過ごす”と付け加えた。

特に、“平壌市でもムンス通りは冷水通りとうわさされるほど暖房がなくて、寒さに震えながら過ごす家が多い”と述べ、“これまで、平壌の火力発電所で中区域、普通江区域、ピョンチョン江区域などに温水を供給して、中央暖房システムを維持してきたが、きちんと稼動しないため、川の向こうにあるムンス通りまで届かない”と機関誌は伝えた。

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咸鏡北道でも電気がつかずに、暖房に困っていると伝えられた。

機関誌は“咸鏡北道では石炭がなく、熱風機を使うが、電気がつかずに熱風機があっても使い物にならない”と言い、“市の党の幹部や工場や企業所の幹部たちは、電気を引いてきて使うため、暖房に特に困らないが、一般の住民は熱風機を夢に見ることもできない”と伝えた。

更に、“一部の住民は困難な電気事情や幹部と住民の間の甚だしい生活の差が、外国の新聞で報道されたらよいとも言っている”と伝え、“電気を使うことができない事情が外国に知られれば、助けてもらえるかも知れないと思うから”と説明した。

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また、冬になると石炭の値段も上がる。“新義州の住民たちは煉炭1つ90ウォンした時も買うことができなかったのに、250ウォンに上がったら買う気にもならない”と述べ、“ご飯を炊いてオンドルを暖めるのに、1日に少なくとも3~4個以上の煉炭を使うが、米1キロに匹敵する値段なので、住民たちの懸念は大きい”と明らかにした。

寒さと共に、北朝鮮政府の商売の統制政策も、住民たちの懸念を深めている。

“商売ができないようになり、急激に生活が苦しくなった住民たちが、暮らすために木をとりに山に登っている”と述べ、“村の近くの山の多くは畑が作られて木がないため、多くの人が2~3時間離れた地域まで行かなければならない”と伝えた。

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“穏城郡では ‘商売もできないようにして、食べ物もないのに、企業所と女性同盟が出しなさいというものがあまりにも多いため、かえって人目につかない山に登って暮らした方がよい’と言い、山に行く人が多い”と伝え、“最初は1人、2人が山に行ったが、今では村が1つ新らしくできるほど”と付け加えた。