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韓国開発研究院(KDI)が先月21日に刊行した‘北朝鮮経済レビュー’で、“‘ドイモイ’と呼ばれるベトナムの初期の改革開放政策が北朝鮮に与える示唆点は大きい”と述べ、北朝鮮の経済再建のためには対外関係の改善がまず実現しなければならないと指摘した。

KDIのキム・ウニョン主任研究員は“今年の10月に金正日総書記がベトナムのノン・ドク・マイン共産党書記長に、ベトナムの改革・開放政策を学ぶという意思を表明したというメディアの報道や、北朝鮮のキム・ヨンイル総理がベトナムを訪問して産業視察をしたことは、ベトナムの改革・開放の成果をよく見て経済発展の経験を体得するということであると見られる”と説明した。

キム研究員は“ベトナムの改革は、理念よりは経済的利益に焦点を合わせた実用主義を追求した”と述べ、“内部でも保革の葛藤を最小化させながら、指導層の誉れある退陣を推進した”と分析した。

“北朝鮮も経済的利益に即して、対外関係の改善を通じ、外国人の投資の誘致、経済支援などを導き出すことが望ましい”と提案した。

また、“ベトナムの場合、社会主義工業化論に即した重工業優先政策から脱皮して、農業生産量の増加、消費財生産の増加、輸出の拡大ができるように産業国「を再調整した”と言い、“北朝鮮の場合、ベトナムと同様に重工業優先政策から脱して、農業生活及び人民生活の向上の政策に重点を置く必要がある”と指摘した。

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更に、“ベトナムがアメリカなど先進国との関係改善のみならず、アジアや東南アジアの国家などとの交流を通じて、資本と先進技術の導入に成功したように、北朝鮮も先進国との正常な交易関係の獲得などを目標にし、積極的に対外関係の改善に力を注がなければならない”と付け加えた。