人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

北朝鮮の各メディアが韓国と米国に向けた軍事挑発威嚇に写真と映像を積極的に活用している。インターネットやメディアを通し、北朝鮮メディアの反応が迅速に伝えられる点を活用し、「戦争の危険」に対する不安と恐怖を高める狙いがあるものと読み取れる。

北朝鮮の韓国向け宣伝用ウェブサイトの「我が民族同士TV」は18日、「戦争の牙城に大稲妻落ちよ」と題し、米国ホワイトハウスと航空母艦が燃える合成動画をアップロードした。

同動画は「ホワイトハウスが長距離ミサイルの照準内に収められた。戦争の牙城が原子爆弾の打撃圏に入った」と威嚇。「我々は外交辞令を知らない。包み隠すこともしない」と付け加えた。

これに先立ち、朝鮮中央TVも16日、金正恩が直々に指導したという西海砲撃部隊の実弾射撃訓練の映像を公開した。

当時、同放送では白翎島と延坪島を仮想した目標地域に砲弾が発射され、黒い煙に覆われる場面が放映され危機感を高めた。

人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

15日には、我が民族同士は「写真は語る」というタイトルの記事で、放射砲が発射される写真のほか、移動式ミサイルの軍事パレードの写真も掲載。「ただひとつの火花でも飛ばすなら、我が千万軍民は積もり積もった憤怒を総爆発させ、侵略者らの牙城と本拠地を無慈悲な稲妻で破壊する」と威嚇した。