人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

北朝鮮の3回目の核実験により朝鮮半島の安保状況が急変している。韓国と国際社会の度重なる警告をよそに金正恩は核実験を強行した。さらに追加核実験と長距離ミサイル発射まで行うと脅迫している。

北朝鮮は今回の核実験が高濃縮ウラン方式であり、小型化と軽量化にも相当な進展があったと主張することで威嚇効果を極大化させている。国連安全保障理事会は核実験直後、緊急会議を通して北朝鮮に対する追加制裁議論に迅速に着手することを決定した。米国はこれとは別途の独自的な制裁までを模索するものとされている。

金正恩は体制の安定化と権力世襲の正当性を確保するため、人民に対し可視的な成果を何としても見せ付けなければいけない状況だ。その代表的な事例が昨年12月の光明星3号と銀河3号の発射である。北朝鮮当局はミサイル発射後、最近まで対外宣伝サイトである「我が民族同士」と朝鮮中央放送などの対内外メディアを通し、ミサイルの発射成功を大々的に宣伝してきた。宇宙征服という金正恩の偉大な功績を賞賛し、体制の正当性と優越性を強調しているといえる。

2013年、金正恩の肉声で公開された新年辞でも、予想通り光明星3号の発射を最大の成果と功績として言及した。そして「宇宙を征服した精神」で「核実験にも成功し強盛大国」を完全に成し遂げたと宣伝している。

北朝鮮の今回の核実験強行は非常に絶妙との表現があるよう、実施時期が十分考慮されたものだ。2期オバマ政権の国政演説の前日、そして朴槿恵政権発足まで2週間余りを残した時点での電撃的な核実験だった。今回の核実験が米国を打撃可能な核兵器の小型化、軽量化に集中されていた点から、米国との交渉を有利に運ぶための高度の政治的意図が読み取れる。

人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

実際に14日の労働新聞社説では「核実験に成功したことで経済強国建設と人民生活向上のための有利な局面を切り開いた。帝国主義者らとの対決で主導権をさらに確固に手にした我々が経済強国建設と人民生活向上における転換を起こすのは時間の問題」と主張した。

今までの北朝鮮の核問題解決に向けた韓国と国際社会の対応は、一言で北朝鮮の威嚇に対する代償をどのように与えるかに焦点が置かれていた。もちろん、国連決議案を通して制裁と圧迫を加えることもしたが、中国の消極的な態度と経済支援などにより実際的な効果は微々たるものだった。結局のところ、北朝鮮は挑発と交渉、そして代償と続く前例を根拠に、今回の国際社会の対応も同一のパターンを繰り返すものと期待しているだろう。

北朝鮮の核保有国としての地位は、実際のところ、核抑止力の次元で体制を保障することはもちろん、米国との交渉力を最大限に高めるための措置という点で、損のない最善の選択と認識しているだろう。しかし今回の3回目の核実験後、国際社会は従来の代償方式ではない、北朝鮮の核問題に対する全面的な再検討と新たな方法を推進しているという点に注目する必要がある。

人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

北朝鮮が「宇宙を征服した精神」として核実験まで成功した暁に強盛大国を誇っているが、結局は経済問題に集中せざるを得ない。経済立て直しのための国際社会からの支援と協力は、北朝鮮が改革開放を選択してこそ可能となる。決して核挑発に伴う代償で成し遂げられるものではない。よって今回の核実験に対する韓国と国際社会の対応は、北朝鮮の期待通り「悪事に対する善良な代償」ではなく、強硬な対応と根本的な変化を模索する方向へと変更されなければならない。

北朝鮮の核問題が朝鮮半島の軍事的緊張状況を越え、全面戦にまで拡大しうるという点で、これからは単純に核に対する代償ではなく、北朝鮮政権の変化を通した根本的な解決方法を模索していかなければならない。朝鮮半島が核武装の人質になる事態は避けるべきとのコンセンサスを拡散させ、超党派的な協力が実現される時である。

政権交代期の安保の空白を狙った北朝鮮の無謀な軍事的挑発に対し、徹底的に対応する一方で、北朝鮮の核問題解決に向けた対北政策の全面的な見直しが必要といえよう。

人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

北朝鮮が朴槿恵政権発足前に核実験を断行したのは、新政府との交渉の余地を残しておいたものと解釈できる。よって朝鮮半島信頼プロセスの下に南北対話チャネルは開放しつつ、もし北朝鮮が従来の態度を固守する場合は、外交辞令ではない直接的な行動を通した強力な対応が求められる。北朝鮮の軍事的おふざけに、我々の運命を冒してまで付き合うのはもうやめるべきである。