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韓国政府当局者は18日、昨年から妊娠説が提起されてきた北朝鮮の「ファーストレディ」李雪主に対し、「今回公開された画像を見るに出産を終えた可能性がある」と主張した。このような判断が政府内部からなされたのは初めて。

今月16日、金正日の誕生日を迎え金正恩とともに錦繍山太陽宮殿を参拝した李雪主は、黒いツーピースをまといウエストラインが細く見え、出産を終えたとの推測が提起された。李雪主が姿を現したのは先月1日の新年行事以来約40日ぶり。

当局者は李雪主の出産説と関連し「北朝鮮当局が話すべき事案。出産したとの報道は確認されていないが、昨年までは妊娠したものと判断していたため、今回公開された写真で出産したと判断しても無難」と述べた。

同当局者は「金正恩への3代世襲偶像化が進められている。金正恩自身の誕生日と妻子も、同過程の大枠の中で読み取る必要がある」と話した。李雪主の出産時期を偶像化のために人為的に調整した可能性も排除できないという解釈が含まれる発言といえる。

国家情報院は李雪主の出産説が提起される前の昨年7月、国会情報委の報告で、金正恩と李雪主の間にすでに子供が一人いると推測していた。

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一方、統一部は最近発刊した北朝鮮の主要人物情報で、金正恩は1982∼1984年生まれ、李雪主は1989年生まれの説があると分析している。