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北朝鮮が4回目の核実験に踏み切る可能性が提起される中、その時期は国連の追加制裁決議案が出された直後と予想される。韓国政府当局も北朝鮮は技術的・物理的にはいつでも核実験が可能な状態であり、「政治的決断」によって決行するのではと分析している。

政府の高位関係者は14日、「日米韓が推進中の制裁決議案が国連安全保障理事会でも採択されるなら北朝鮮は核実験を実施しないだろう。しかし中国が北朝鮮を擁護する態度をとれば安心して核実験を行うのでは」と話した。

彼はまた「中国が国連制裁に待ったをかけ北朝鮮が核実験を行うよう援助する可能性が高い。北朝鮮の核実験実施可否は中国にかかっている」と付け加えた。

北朝鮮外務省の報道官も3回目の核実験実施直後の12日、談話を通して「米国が最後まで敵対的な態度をとり情勢を複雑にするのなら、より厳重な2次、3次的対応で連続措置をとらざるを得ない」と威嚇した。

北朝鮮の核実験場がある咸鏡北道吉州郡豊渓里には全部で3つの坑道があるとされる。このうち、東側の坑道は現在閉鎖されており、西側と南側の坑道の内ひとつが今回の核実験で使用された。そのため残りの坑道で追加核実験が可能な状態である。

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核弾頭の小型化・軽量化のための技術的データを大量に得るためには、時差を置いて連鎖的に核実験を行う必要がある。そのため、北朝鮮が4回目の核実験を実施する可能性は排除し難い。

実例として、核保有国として知られるインドとパキスタンは1998年、10回余りにわたり核実験を連続的に実施し、核弾頭の小型化技術を獲得したと専門家らは評価している。

国連安保理は対北制裁の形式と関連し、決議案の形で行うことで中国を含み順調に合意に至ったが、制裁決議案に盛り込む内容と制裁の強度に関しては中国の反対により難航していると伝えられる。