2008年が来ようとしている12月30日。中国吉林省竜井市で会った北朝鮮の住民チャン・イルウ(仮名. ピョンャ搭緒Z)氏は、“行く年も来る年も別に変わったことがあるのだろうか”と語った。そして、来年は食糧事情が更に困難になるだろうと言うなど、暮らしが大変だという話だけ打ち明けた。
チャン氏は親戚訪問のために12月初めに中国に来た。
チャン氏は“今年は食糧事情も問題だが、多くの人民が来年1、2月をより心配している”と言った。“米の値段が引き続き上がって、来年 の1、2月には2千ウォンまで上がるといううわさもある”と語った。北朝鮮の市場で取り引きされている米の価格は、現在1200~1300ウォン代を維持している。
チャン氏は“平安北道の場合、この間個人や企業所の名義で運営されていた長距離バスの運行が禁止された”と言い、“このため、バスが大幅に減って、市民がバスを探し回っている”と伝えた。
“個人の場合、夜にこっそり運行することもあるが、極めて少ない”と述べ、“バスの料金も大幅に上昇して、ピョンャ