人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

北朝鮮の対韓国窓口機関である祖国平和統一委員会(祖平統)は2日、先日開かれた李明博大統領主宰の外交安保相会議を非難し「万が一何らかの形で我々の尊厳と自主権を少しでも毀損するならば恐ろしい報復の稲妻を免れない」として威嚇した。

祖平統は同日、書記局の報道で「李明博逆徒は緊急外交安保相会議で『より強力な制裁』『対応態勢』などと挑発的な妄言を発した。李明博集団の反共和国対決狂乱は情勢を最終局面へ進め、北南関係を修復できない状態にし、次期政権に制裁と対決のバトンを渡すことにその目的がある」と主張した。

さらに「経済制裁だろうが軍事制裁だろうが我々は万全の準備が整っている。傀儡集団は我々を反対する制裁に加担することが、祖国統一大戦を触発するということを肝に銘じなければならない」と付け加えた。

また「米国と傀儡集団をはじめとする敵対勢力の日に日に激化する対決策動は、結局は国連制裁決議が我々に対する敵対的措置を段階的に拡大し、我々の平和的経済強国建設を阻止し、さらには我々を孤立、圧殺するための故意的で計画的な謀略の産物であることを実証している」と非難した。

一方、李明博大統領は先月31日、大統領府で外交安保関係相会議を招集。北朝鮮の3度目の核実験など軍事挑発の可能性に対し、強力な対応態勢を整えるよう指示した。