北朝鮮国営の朝鮮中央通信は25日、米空母などが参加して行われた済州島南方の公海上での日米韓の海上訓練を非難する論評を配信。「トランプ政権が発足して初めてとなる3者合同軍事演習が他でもなく、すでに進行中の米韓の大規模合同軍事演習とタイミングを合わせ、並行して実施された事実は、それが内包している危険性を一層増幅させている」と主張した。
論評はまたトランプ政権がバイデン前政権の政策と行政命令をことごとく撤回しながらも「ただ対朝鮮敵視政策だけは執拗に『継承』して凶悪に変異させながら、朝鮮半島と地域で多目的の戦争賭博をより大きく繰り広げようとしているというのが、こんにちの事態を通じてわれわれが下すことになる結論である」と断じた。