北朝鮮女性を騙して脱北させ、淫乱ビデオチャットを強要したり、農村へ人身売買目的で売るなどの行為を働いた人身売買団を中国公安当局が検挙したと現地メディアが16日、報道した。

半国営通信社の中国新聞社など、現地メディアによれば延辺朝鮮族自治州の延吉市公安局は、外国人(北朝鮮人)が含まれる人身売買集団5名を検挙し、彼らによって黒龍江省などに売られた北朝鮮女性12名を捜索し帰国させた。

公安当局は昨年7月、延吉市のある派出所から婦女子の人身売買に関する諜報を入手後、捜査に着手した。9月には主犯の石某氏(47)とチェ某氏(25)を逮捕し北朝鮮女性1名を北朝鮮に送還した。

当局はまた、逮捕された彼らの自白を手がかりに捜査を拡大し、北朝鮮人のキム某氏を含む残りの3名を新たに検挙。計12名の北朝鮮女性を送還した。

調査の結果、中国人と北朝鮮人で構成された人身売買団は昨年4月から、各自役割分担を通して北朝鮮から20~40代の女性20名に対し、「金を稼がせてやる」と騙し脱北させたことが明らかになった。

彼らは北朝鮮内の共犯から女性を1人当たり3千~5千人民元で買い入れ、売る時は1万~2万5千人民元を受け取っていたとされる。

また、女性を監禁していた合宿所にコンピューターを設置し、若い女性に淫乱ビデオチャットを強要したという。現場に乗り込んだ当時、合宿所には8名の女性が監禁されていたと公安当局は説明した。

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