北朝鮮当局は最近、情報流出の遮断を強調する内容の住民向け講演会を頻繁に開催していると言われている。講演会では韓国メディアの北朝鮮内の情報と関連した記事を紹介し、情報流出に対する厳しい処罰を警告していると、複数の内部情報筋が伝えた。
咸鏡北道(ハムギョンブクト)会寧(フェリョン)のデイリーNK内部情報筋は「最近、北朝鮮の物価、会議内容、指示などを紹介した南朝鮮(韓国)の新聞内容を紹介し、国家機密流出に警戒心を高めよという内容の講演会が頻繁に開催されている。」「講演者は不純分子が市場の米の値段が上がると電話で情報を流し、翌日には南朝鮮の新聞に報道される。事実と異なる嘘の情報で社会主義の尊厳を毀損する行為と戦わなければならないと扇動している」と伝えた。