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北朝鮮外務省の対外政策室長が23日、日米韓など11カ国が新設した北朝鮮の制裁逃れを監視するチームに対し、「犯罪的な幽霊集団」と非難する談話を発表した。朝鮮中央通信が伝えた。

昨年、北朝鮮に対する制裁の履行状況を調査してきた国連安全保障理事会の専門家パネルが活動を停止した。これを受けて、新たな監視チームが設立され19日に、ワシントンで初会合が開かれた。

談話は、「不思議なほど、国際平和と安全保障に対する寄与どころか、それに害となることだけを選んで行う国々が群れを成してつくり上げた『多国的制裁監視チーム』なるものは、存在の名分と目的において徹底的に不法的かつ非合法的であり、犯罪的な幽霊集団にすぎない」と非難した。

また、「米国は、いくら外交的手腕を振るい、手先を責め立てても破綻した対朝鮮制裁構図の悲惨な運命を復活させることはできず、制裁道具をいじるほどわれわれではなく、むしろ自分が困難になり、不便になるであろうということを認識すべきである」と述べた。

さらに、「米国の野蛮な制裁はわれわれをして最も過酷な外部的環境の中でも生存し、自活し、強まることのできる方法をより完璧に体得するようにしたし、誰も無視できない強大な力の備蓄を何よりも急ぐようにした決定的要因となった」と主張した。

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そのうえで、「敵対勢力の不法無法の対朝鮮制裁謀略策動は、主権的権利守護のためのわが国家の行動的対応を促すようになるであろうし、その加担者は必ず高価な代償を払うことになるであろう」と強調した。