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そして「極端に親族に依存すると、金正恩自身の統治力や人材管理能力を育てることが出来ない上、張成沢や金慶喜が健康上の問題やその他の問題で金正恩を補佐できなくなった場合に問題が発生する」と強調した。

金研究委員は金日成と親しかった崔賢(元人民武力部長、副主席)の息子である崔龍海も親族と変わりないと説明した。彼は「金日成を名指しで呼べる人は崔賢しかいなかった」と話した。

特に金研究委員は金正恩の統治1年間における経済政策などにおいて、一貫性がない点を指摘。「北朝鮮が表面的には安定して見える側面もあるが、金正恩がこの1年間に行った政策を振り返ると、どっちつかずの不安定なものが多かった。金正恩の政策は改革開放的な政策を展開したかと思うと、反改革的な政策をとった。改革開放政策と関連した理論や政策を自由に奨励しつつも、果敢な提案者を処罰するなど不安定なケースが目に付いた」と説明した。