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北朝鮮の長距離ミサイルの残骸を探索する海軍は、邊山半島西側の海上で1段目の推進体の残骸を発見。引揚げ作業を試みる嵐閧ニされる。

韓国国防省関係者は13日、「昨日午前11時29分頃、北朝鮮の長距離ミサイル1段目の推進体の燃料筒と見られる残骸を群山西方160?の海上で発見し、世宗大王艦のボートが出動して該当の残骸をロープで連結した。当日午後16時7分頃、水深80M程度に沈んでいる」と述べた。
 
同関係者は「推進体の残骸にハングルで『河』の文字が確認でき、銀河-3号の破片と確認された。鎮海にある(救助艦の)清海鎮艦が現場に出動し、本日午後4時以降潮流が変われば引揚げを開始する」と話した。

軍によれば鎮海にある海軍特殊部隊の海難救助隊(SSU)所属の深海潜水士と潜水士移送装置、深海潜水救助艇(DSRV)などが装備された清海鎮艦が現場に出動した。

これに先立ち軍は分離された1段目の推進体とペアリングが、北朝鮮が当初予告していた全北扶安邊山半島西方の予想落下海域と、済州島西方海域にそれぞれ落下したものと把握し、海上及び海底地雷を専門に探知する掃海艦(機雷探索艦)4隻を現場に派遣した。

軍は4月の発射の際は、ミサイルが20個余りの残骸に広範囲に分裂し落下したため、残骸の回収に失敗した。今回残骸が落下した海上は平均水深が70~100mで、残骸物も厚さがあり十分に回収可能と判断し、大々的な捜索活動を実施している。

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今回海軍が発見した推進体の破片は1.5~1.6mの大きさで、引揚げに成功すれば北朝鮮のミサイル分析に有用な材料となるものと軍当局は期待している。

一部では本来の所有者が返還を要求すれば、回収費用を受け取る代わり返還に応じなければならないとの主張もあるが、政府は北朝鮮の発射を「敵国が発射したミサイル」とみなし、国際法上、国連決議案違反行為とみて、返還をしない方針だと伝えられる。