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北朝鮮がミサイルの1、2段目に続き、3段目の装着を完了したと伝えられる。このため週末頃に燃料注入が行われ、10~12日の間に発射する可能性が高いと韓国政府当局は予想する。

韓国政府は同日午前、平安北道鉄山郡東倉里発射場にて、発射台にミサイルを装着する作業員が撤収する動きを確認し、このように予測したと思われる。

ミサイルは発射台への装着が完了すると、発射したミサイルを追跡するレーダーと計測装備、光学カメラなどを設置する。その後8、9日にはミサイルに燃料が注入されるものと予想される。ミサイルへ燃料が注入されると、技術的に1~3日以内に発射することになっている。

一方、韓国政府は北朝鮮の長距離ミサイル発射を阻止するための、日米韓3角協力体制の構築を本格化させた。3国は北朝鮮のミサイル発射阻止に総力を傾ける一方、発射強行に備え強硬な制裁措置も議論していると伝えられる。

韓国側の6者協議主席代浮?アめる林聖男 ( イムソンiム ) 朝鮮半島平和交渉本部長は4日午後(現地時間)、米国ワシントンDC国務省庁舎で、デービース北朝鮮政策特別代表と会談。その後「北朝鮮がミサイルを発射しないよう、外交的努力を極大化することに合意した」と述べた。

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林本部長はさらに「両国は北朝鮮のミサイル発射が国連安保理決議に対する明白な違反であり、国際社会に向けた挑戦であるという点で認識を共有した。発射が実行に移されれば、4月に採択された安保理議長声明により必要な措置がとられるべきとの部分でも意見が一致した」と付け加えた。