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北朝鮮国営の朝鮮中央通信は16日、韓国の尹錫悦大統領が宣布した「非常戒厳」解除後の大統領弾劾の動きについて報じた。

同通信は、7日に韓国国会で上程された尹錫悦大統領弾劾案が、与党「国民の力」の表決ボイコットで廃案になったことを伝えながら、「弾劾案表決が流された報に激怒した100万人以上の人々がかいらい国会と大統領室の前に押しかけて尹錫悦かいらいと弾劾に反対した『国民の力』の議員らを直ちに弾劾、逮捕することを求めた」と報じた。

つづけて、「ソウルをはじめとする全国の各地で執権の期間に犯した罪悪を全面否定した尹錫悦かいらいと共犯勢力に対する糾弾と弾劾熱気がより一層高まる中、『国民の力』の多くの党員が自党の醜態に幻滅を覚えて集団的に脱党するなど与党内の分裂が激化した」とし、「その結果、14日の表決で弾劾案が可決されて尹錫悦かいらいの大統領権限が停止された」と伝えた。

同通信は、「今後、かいらい憲法裁判所が弾劾を最終決定する」としながら、「ソウル、釜山、大田をはじめとする主要都市と全国の各地で市民が通りに繰り出して歓呼の声を上げた」と述べた。