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2007年南北首脳会談が行われた当時「盧武鉉-金正日秘密会談録取録」についての真偽攻防が起きている。会談では故盧前大統領が、拉北者・国軍虜問題を取り上げたが、金正日の「受け入れられない」との一言で、それ以上議論されなかったと11日に伝えられた。

崔成竜(チェ・ソン?刀j拉北者家族会代表は、デイリーNKに当時首脳会談公式随行員で会談に同席したイ・ゼジョン前統一省長官との面談で直接聞いた話としながら「(イ前長官は)金正日が、『日本拉致者問題を認めて謝りまでしたてあげたのに、(日本が)後になって騒ぎ立てる。受け入れられない』と言った」と伝えた。

イ前長官は「金正日が、(拉北者・国軍虜問題は)取りあげるな。周辺のタカ派が、強く反発していると言った」と付け加えたと崔代表は伝えた。当時、イ前長官と面談をともにした家族会・会員もこの事実を確認した。

これに対し、イ・ジェジョン前長官は、デイリーNKと通話で、「同席したことは正しい。しかし議題ではないので正確にその論議が進行されたかは思い出せない」と言った。また「崔代表と会見は覚えているが、当時どんな内容のことを話したかは思い出せない」と言った.

当時、会見に同席した政府関係者は、「崔代表には何度も会った。当時、複雑な事案が多く、正確に覚えていない。確認をしてみなければならないようだ」と愼重な立場を見せた。

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盧前大統領は、10月4日に首脳会談を終え、ドラサン出入国事務所で開かれた訪北報告会で、「拉北者と国軍虜問題を金正日総書記に提議したが、双方の立場の差で期待しただけの成果を成すことができなかった」と明らかにしている。

イ前長官も首脳会談直後、あるシンポジウムで、南北首脳会談過程での拉北者・国軍虜問題論議と関連し「盧武鉉大統領が問題提議したが、討論はなかった。論議にならないと考えるのが妥当」と具体的な内容に対して言及しなかった。

一方、崔代表は、2007年7月にリ前長官が、一部の拉北者に対し、越北の可能性を言及したとイ長官を名誉毀損嫌疑で告訴し、統一省も8月初めに「拉北被害者補償法施行領公聴会」を妨害した疑いで家族会関係者11人を告訴した。以後、11月初めに崔代浮?ワめた家族の集まり会員4人と、イ前長官との面談が成立し両側は告訴を取下げた。