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アレクサンダー・バシバウ在韓アメリカ大使が21日、北朝鮮の核問題と関連し、ブッシュ大統領の任期内に非核化が実現しないとしても、2009年まで最善をつくすと明らかにした。

バシバウ大使はこの日、ソウルのプラザホテルで開催された韓国国防研究院(KIDA)主催の国防フォーラムの講演で、ブッシュ大統領の任期内に非核化が実現すればよいが、そうでなくても2009年まで手順を踏んで最善をつくすと語った。

こうした発言は来年11月の大統領選挙まで、北朝鮮の核廃棄が不可能だと判断された場合、ブッシュ政府が強硬策に出るだろうという一部の観測を覆すものであり注目される。ただ現在のように6ヶ国協議を通じた解決なのか、対北強硬策に回帰するのかは明らかにしなかった。

バシバウ大使は”北朝鮮が核の不能化や錐垂などの義務を果たせば、テロ支援国リストから削除し、適性国交易法を解除するだろう”と言い、”北朝鮮が全てを守り、非核化が実現することを望む”と強調した。

更に、”北朝鮮の行動に従って、新たに肯定的な関係を結ぶことができるかどうかを決める尺度になるだろう”と述べ、”一番重要なことは、行動対行動の原則を守ること”と主張した。

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バシバウ大使はまた、”今回の大統領選挙で大きな勝利をおさめた李明博氏を祝賀する”と述べ、”李氏が韓米同盟の重要性を強調し、これを強化すると言ったことを歓迎する”と明らかにした。

また、”韓国の経済成長が続くために、韓米同盟の力を維持することが重要だ”と言い、”新政府になる時が、両国の同盟の(最終)目標などを見直すのに重要な時期”と強調した。

次期政府での戦時作戦統制権の再協商の可能性と関連し、”新政府が戦時作戦統制権に対して議論しようとしていることはよく分かっている”と言い、”戦時作戦統制権の移転に対しては既に合意が成り立ち、もう実行されている”と言い、再協商に否定的な見方を現わした。

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更に、”私たちが(戦時作戦統制権 の転換まで)5年という期間を置いたのは、(委譲作業が)きちんとできるように万全を期したから”と述べ、”私たちが(委譲の)プロセスを進め、これ(連合作戦能力)に対する検討が続いて行われると評価されるだろう”と語った。