人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

北朝鮮労働新聞は、6日本格的な「秋の取り入れ」を控え、農村に総掛かりを督励する社説を載せた。

新聞は、この日「全党、全国、全国民が総掛かりで今年の農業を輝くように結束しよう」と言う題目の社説を通じ、「秋の取り入れ戦闘」の開始を知らせた。地域ごとに違いはあるが、新聞社説掲載を前後して、秋の取り入れ戦闘が始まる。

北朝鮮は毎年、大同小異の内容の社説を通じ、食糧収獲戦闘に共にふるい立たなければならないと強調して来た。ところで、今年の社説は、例年より藷?O倒しで行った。去年は、9月16日、2010年は、9月17日にそれぞれ「今年農業を誇り高く結束しよう」、「すべての力を結集して農業結束が納めよう」とのような題目の社説を載せた。

洪水と台風被害が大きかった今年、農作物被害を最小にするため、藷?ルど繰り上げたと推定される。

北朝鮮は、毎年春期、「田植戦闘」(40日)に引き続き、秋時期の9月中旬から20日間ほど「秋の取り入れ戦闘」を行う。この期間、全国中高生、大学生は、授業を中止し、労働者、公務員の大多数も工場と事務室を留守にし、農場に出て収獲作業をする。

人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

女性同盟生活をする家庭主婦も毎日お弁当を作り、午前7時から午後7時までは近くの農場に出て農村支援に参加しなければならない。

志願者たちは、農村で稲・トウモロコシの収獲には、機械不足のため鎌で刈り、藁で縛って背に担ぐとか、牛を利用して脱穀場まで運ぶ。中高校生は、トウモロコシ運びと、トウモロコシの皮をむく作業をする。

秋期支援は、春期に比べて食べ物があり飢える事はないが、大規模な農村支援にもかかわらず、毎年食糧難は繰り返されていて、住民たちは「戦闘で常に負けている」と不平をぶちまけることになる。