北朝鮮が、再北朝鮮入国脱北者チョン・ヨンチョルを通じ公開した、ドンカモ（金日成 . 金正日銅像をつぶす会)のテロ脅威をが原因で、金父子（金日成 . 金正日）の 遺跡地に対する警備を強化する一方、対南非難を高めているが、若者は「俺に金さえくれれば、チャンと壊してやるのに」と言い政府を皮肉る言葉が出回っている伝えられる。

平安北道の消息筋は、30日デイリーNKと通話で、「ドンカモに対して、政府が過剰に騷ぎ立てるから、それが耳障りだ」と言い「住民は、銅像警備が１ヶ月が過ぎると、疲労が極度に高くなり、不満もなみ大抵ではない」と言った。

北朝鮮は、体制結束に活用のために、群衆講演と媒体を動員して、ドンカモに対する警戒心を増幅させている。7月20日頃には、党中央委員会秘書局指示文を通じ、銅像.研究室.史跡地の警備を強化するようにした。＜関連記事 http://www.dailynk.com/korean/read.php?cataId=nk04500&num=96316＞

これを通じて北朝鮮は、既存1人勤務を2人勤務体制に変更し、夜間警備を昼夜警備に大幅に増強した。また銅像周辺に検問所を追加設置し、夜間に待ち伏せする組も追加編成した。しかし体制に対する不満の大きくなった住民は、むしろドンカモを支持する声を遠まわしにしているということだ。

消息筋は、「政府の宣伝を続いたら、住民もドンカモと口にしている」、「『ドンカモやつらは、ちゃんと仕事ができなみたいだな』と事実上、政府をちゃらかしている」と言った。一部では、ありもしないドンカモを作り、疲れさせているだけという反応もしている。

また住民たちは「死んだ人間の銅像のため、生きた人間が大変だ」と偶像化施設物建立自体を責めることも口にしている。消息筋は、「銅像が一番良い敷地に、芝まで敷いて設置して独り占めしてる。そこに家を立てたら数千世代は住めるのに」と言う。

特に若者は、「金でも握られせてくれたら、幽霊みたいできるできるんじゃないか」、「本当にそんな （リモートコントロール爆破) 武器があったらなぁ」 などの反応もあると言う。北朝鮮政府が、ドンカモ事件を 「最大尊厳に対する特大型テロ犯罪」と糾弾しているが、一部の若者はこんな主張に同意していないことが知られている。

北朝鮮は先月19日、チョン・ヨンチョル氏の記者会見から始まり、ドンカモに対する対南、対米非難を続けて来た。今月初めからは、北朝鮮に再北朝鮮入国した脱北者パク・チョンスクさんの事情ともに記録映画を製作し、住民に観覧させている。しかし、韓国内にドンカモの実在は確認されていない。