張成沢が、中国を訪問するため平壌を発ったと、朝鮮中央通信が13日伝え、彼の訪中背景に対して関心が集まっている。
通信は、張成沢を団長にする北朝鮮代表団が北京で開かれる羅先経済貿易地帯とファングムピョング(黃金坪)ウェファド(威化島)経済地帯共同開発及び共同管理のための朝中共同指導委員会第3次会議に参加すると伝えた。
北朝鮮で最高実勢とされる張成沢が訪中するのは、単に経済協力だけではなく、両国懸案及び政治・軍事・経済支援など包括的な事案が論議されると推測される。
また金正恩体制が登場し後、断絶された朝中間の最高位層の交流が再開されることで、金正恩体制と習近平(シー・ジンピン)など中国5世代指導部間の相変わらずの友誼(友情)を約束する席であると見受けられる。
この席で、張成沢は北朝鮮の内部事情と、体制の安全性について中国指導部に説明し、中国指導部は金正恩体制に対する立場を表明するようだ。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面外交消息筋は「中国が新たに出帆した金正恩体制の不安材料で、金正恩を判断する可能性が高い」、「特に、最近の李英鎬(リ・ヨンホ)総参謀長の粛清で中国がさらに不安を持っている可破があるため張成沢が説明するのでは」と推測している。
張成沢は、金正恩の訪中問題と関連し中国指導部と意見を交換すると思われる。10月頃予定された全国代舞蜑?ナ、習近平など次世代指導部が選出されたため、金正恩訪中の事前調整を行うという指摘がある。
ソン・グァンジュ景気開発研究員先任研究委員は「今回の張成沢訪中の一番大きな理由は『代を引き継いだ朝中友誼』を強調するための」と言いながら「代を引き継いだ朝中友誼を通じた政治・経済・軍事的支援は、金正恩体制維持になくてはならない要素だ」と説明した。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面さらにャ東、究委員は「張成沢が習近平など高位幹部に会えば、両国間首脳会談を論議するはず」、「様子からすると、金正恩が訪中するのが順序。『全国代表者大会が終わる10月以後の適切な時期に、金正恩が訪中する』と張成沢が合議する可能性がある」と強調した。
イ・テファン世宗研究所首席研究委員も「羅先経済貿易地帯、黃金坪・威化島経済地帯共同開発などの問題は、実勢である張成沢ではなくても、他に問題を解決できる者がいる」、「張成沢の今回の訪中は実務的な次元ではない。北朝鮮と中国の疎通を高める次元であること」と分析。
また、「中国も北朝鮮の国内事情をさらに詳細に理解したい」、「お互いに交流・交感をすることが必要だと両国が判断したのであろう」と付け加えた。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面金正恩訪中問題と関連し「さまざまな事前調整が必要」、「張成沢の訪中は、中国の新しい指導部ができた時点での事前訪問の意味だと解釈することができる」と言った。