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方針が下されると、直ちに各部門で支援した人員と資材、資源が集中的に投入され、猛スピードで再建作業が行われtゲイル。また、配属されるオートバイの数が従来の1.5倍に増やされた。

作業の様子を住民は不安げに見守っている。

「住民の取り締まりがさらに強化される可能性があることに注目している。住民は誰でもこの監視所を通らなければ、他道や道内の他の地域にも行けない。移動のたびに強力な検閲に息を潜めなければならないのは本当に不便で心配だ」(情報筋)

他地域への移動が困難になるのは、商売がさらに困難になることを意味する。

国境を通じて大量に密輸された食品、生活必需品は、「タルリギ」と呼ばれる商人が他の地方へと運び、各地域の卸売商を通じて、小売商の手に届くシステムが出来上がっていた。

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このようなシステムを破壊し、国営工場が製造した製品を、各地に運び、流通させるというのが、国の「経済正常化」のプランのようだ。しかし、資材が不足し技術がないため、中国から持ち込んだものを北朝鮮国内で組み立て、北朝鮮のロゴを貼って出荷する「なんちゃって国産品」が多くを占める。

(参考記事:そのニット、北朝鮮の強制労働で作られたモノでは?

質が悪い上に値段も高く、今まで北朝鮮の消費者からの反応はお世辞にもいいと家なかったが、今後はそれらを使うしかなくなる。