19日に行なわれる韓国大統領選挙で、この間支持率の首位を守ってきた李明博候補が、”北朝鮮が核兵器を放棄しない場合、以前よりも忍耐が低下するだろう”と言ったと、ワシントンポストが17日(現地時間)報道した。
同新聞はロイター通信の4日付の報道を引用してこのように報道し、”李候補が当選した場合、保守性向のハンナラ党は北朝鮮の経済開放を一層模索するはずであり、アメリカとの軍事協力関係を増進することを望んでいる”と述べた。更に、”こうした政策の推進に北朝鮮は当然心地悪さを感じるだろう”と予想した。
新聞は”南北和解の進行は遅いだろうが、北朝鮮が基本的に特別な問題を起こすのでなければ、(南北関係は)維持されるだろう”と付け加えた。
また、”ソウル市長を勤め、現代グループの最高経営者だった李候補は、最近株価操作疑惑から脱し、経済成長7%、1人当り国民所得4万ドル、世界第7位の経済大国を目指す747ビジョンの公約で、韓国国民から歓迎を受けた”と李候補を紹介した。
同新聞はまた、”大統合民主新党のチョン・ドンヨン候補の場合、1990年代から続いた金大中大統領の’太陽政策’を受け継ぐと公約し、北朝鮮との和解と経済協力を続けるだろう”と報道した。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面新聞は特に “チョン候補は去る10月の盧武鉉大統領の訪朝時に約束した開城工団の拡大と、南北鉄道の開通などを公約として提示した”と伝えつつも、”盧大統領のこうした政策は韓国が北朝鮮に対して弱腰すぎるという批判を受けている”と指摘した。